この記事ではビジネスパーソンにとっての、コロナへの向き合い方について、特に営業にとって欠かせないWEB商談のスキルアップについて考えます。
【コロナで変わった営業スタイル】
2019年12月頃から始まった世界的なコロナ感染拡大の影響で、私たちの生活や仕事の仕方などに大きな変化が生まれました。
私は営業という仕事をメインに行っているため、大きく感じる変化は下記の3点です。
①WEB商談の普及
②リモートワーク(在宅を含む)の推進
③上記による移動時間の減少
④健康意識の増進
今やパソコンとWi-Fi環境さえ整っていれば、場所を選ばず仕事できる時代になりました。営業としてはWEB商談でも、従来の相対を前提とする商談と同じような成果を残すことが期待されています。
そのため、WEB商談のスキルをアップさせて効果的な商談を行うことがビジネスパーソンに求められています。
【WEB商談のスキルとは】
私が感じているWEB商談のスキルは、大まかに分類すると下記の通りです。
①取引先が使用するWEB商談ツールを、スムーズに使えること
②WEB商談での商談内容と目標を明確にする
③商談後の課題を整理・記録して共有する
順番に説明します。
①取引先が使用するWEB商談ツールを、スムーズに使えること
WEB商談の苦手な人は、まず「操作方法が分からない」という悩みを抱えていることが多いと感じます。私の場合は、様々な取引先とWEB商談を行うため、商談ツールとして下記を使えるようにしています。
<私が使っているWEB商談用のツール>
・Zoom
・Microsoft Teams
・Skype
・Google Meet
上記の4つ以外のツールを使ったことがありません。使い方はほとんど変わらないため、使ったことがないツールがあれば、一度、体験してみることをおススメします。取引先に合わせた対応が抵抗なくできると思います。
以前に「Zoom飲み会」など流行しましたが、そのような友人との交流など多少の失敗が許される場を利用して、様々なツールを試すと良いと思います。
また社内会議は、必ずWEBで実施すると良いと思います。私の場合は、たとえ社内でメンバーが揃っている場合でも、WEBで資料を共有しながら会議を行います。紙の書類を準備する必要がなくなり、WEB商談に不慣れなメンバーにスキルアップしてもらうという場にもなります。
②商談内容(議題)をレジュメに記載して画面共有する
商談の際に話す内容は、口頭で説明するだけでなくワードなどの簡単な書式でもレジュメ形式にまとめておいて、画面共有しながらWEB商談を行うと、理解度や商談後の課題共有にもつながります。
③商談後の課題を整理・記録して共有する
②で作成したレジュメをもとにWEB商談を進行し、次回商談時や成約までの課題を整理して、「いつまでに・誰が・何を・どのように」行うか取り決めします。
WEB商談では熱量が伝わりにくいため、相対商談よりも商談後の課題整理は重要です。
【まとめ】
WEB商談のスキルをアップし、効果的なWEB商談を行うことができるようになると、無駄な移動時間を大幅に削減することができます。
もちろん、相対商談が必要な場面もあるかと思います。上手に使い分けして、生み出した時間で自己投資(資格試験の勉強など)や副業などに挑戦してみてはいかがでしょうか?
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