この記事では、ビジネスパーソンの移動時間を有効活用する方法について考えます。
■ビジネスパーソンの移動時間とは
ビジネスパーソンの移動時間は、様々で意外と多くの時間を移動に割いています。
①自宅と会社の往復
②得意先などへの移動
③出張時の移動
④休日や旅行時の移動(プライベート)
コロナ感染拡大の影響によりテレワークが推進されましたが、依然として自宅と会社との往復時間は存在しています。
私の場合、自宅から会社までの通勤時間は約30分程度です。往復すると1日に1時間を使っていることになり、単純計算すると1年間に240時間(1時間/日×5日×4週×12ヵ月)を使っていることになります。実際には、大型連休などがあるためもう少し少ない時間とは思いますが。
240時間という時間を色々な形に置き換えると、積み重なった時間の重さを痛感します。
①日にちに置き換えると10日分
②FP(ファイナンシャルプランナー)2級試験に合格するために要する勉強時間:150~300時間
③1か月の総労働時間240時間を超えると過労死ライン…
思い当たる240時間は、こんな感じです。
できる限り有効に使ってスキルアップ・収入アップにつなげたいですよね。
■移動時間を有効に使うためには
短い移動時間でも有効利用するためには、あらかじめ何をするか決めておく必要があります。
私の場合は、月次で取り組む内容と総時間を決めていて「KPIチェックシート」と名前を付けて管理しています。2023年は、勉強については「食品表示検定・上級」を取得することが目標なので、覚えるべき内容をまとめたシートを持ち歩いて電車の中でチェックできるようにしています。
また、どの移動中に何をするかも決めて悩む時間を排除しています。
こんな感じです。
【基本的なルール】
●車は使わず電車で移動
●長距離列車はグリーン車など机のある席を使用(新幹線は普通席)
【移動中にやること】
①朝の起床~朝食、通勤(往路)
…VOICYで登録した経済ニュースやビジネス情報を聞き流し
<私が聞いているチャンネル>
・グロービス経営大学院「ちょっと差がつくビジネスサプリ」
・DJ Nobby「きのうの経済を毎朝5分で!」
・日本経済新聞社「ながら日経」
・プレジデントオンライン「PRESIDENT Online 音声版」
・しゅうへい「猫のように生きてみるラジオ」
・企業分析ハック「マーケティングが学べる10分ビジネススクール」
・三戸政和、山本博士「お店ラジオbyスマレジ」
・伊庭正康「1日5分スキルUPラジオ」
・MarkeZine「耳から学ぶマーケティング」
・日経クロストレンド「日経クロストレンド音声編集部」
②退社時(自宅までの復路)、得意先や出張時の移動
・「食品表示検定・上級」のまとめシート(WordやExcelで作成・印刷)をチェック
…暗記したい内容は赤字で記載しているため『赤シート』を使って暗記度合いを確認
③プライベートでの移動
・読書(好きな本、ジャンルは決めていない、毎月1冊程度)
・ブログ作成
仕事の都合や小さい子供を抱えている場合は、移動手段として車を使わざるを得ない場合も多いかと思います。私も、以前はそうでした。
思い切って車を処分して、仕事も基本的には車を使わないことを決めると、多くの時間とお金を得ることができました。浮いたお金でグリーン車に乗ってもお釣りが来るほどです。
また勉強の進度も格段に早くなり、時間は作り出すものと痛感しています。 皆様の参考になれば幸いです。
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